病院概要

各部門紹介(放射線科からのご紹介)


最新鋭64列マルチスライスCTにより可能になった事
マルチスライスCTは数秒で臓器を撮影し、高精度、高密度な動画を描出することができます。
発症前に発見する事の難しかった心筋梗塞や脳梗塞、脳動脈瘤、肺がんなどのわずかな病変を発見することが可能になりました。

【その1】カテーテル検査をしなくても心臓の血管を検査出来ます。


今までは心臓の血管を検査するには、カテーテルという直径3mm程の細長いチューブを肘の血管からいれて心臓の血管の入口まですすめて直接心臓の血管の中に造影剤を入れて検査していました。
しかし、この方法では1日の入院が必要で、直接血管にカテーテルをいれる事による身体的負担もありました。
一方64列マルチスライスCTだと、普通の静脈注射のように造影剤をいれるだけで心臓の血管を検査することができます。
心カテ検査では造影剤が流れる血管の内側のみを見ます。一方、CTでは血管の内外を撮影できるので血管壁の厚さを見ることが可能です。画像処理により、血管壁に動脈硬化が進んで、カルシウムがたまり硬くなっている所を白く表示することもできます。
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【その2】肺がんの精密検査が一回の撮影でできます。


従来のCTでは、いちど撮影しそれからまた細かく撮影し直して検査していました。64列マルチスライスCTでは、0.5mmの厚さで撮影していますので一度の撮影で精密検査ができます。
また撮影時間も短いので高齢者の方も安心です。かつ、2回撮影しないので被爆も少なくなります。
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【その3】従来のCTより小さい病変を発見することができ、かつ、撮影時間も短く被爆も少なくなりました。


0.5mmの画像を数秒の息止めで撮影ができるので、より精密に検査できます。
また、全身のあらゆる部位の検査が可能で、3次元にあらゆる方向からの観察ができます。
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 最新鋭のCTが稼動しています
 最新鋭64列マルチスライスCTになって可能になった事
 最新鋭の血管造影装置を導入しました